世をひねる

甲信地方(山梨県と長野県)の寺社建築を語る雑記。

【富岡市】妙義神社と波己曽社 ~豪華な社殿と迫力ある妙義山はまさに絶景~

今回は群馬県の観光名所ということで、妙義神社(みょうぎ-)と波己曽社(はこそしゃ)について。

妙義神社群馬県を代表する観光地で、マイナー観光名所ではなさそうですが、せっかく訪問したので紹介してみようと思います。

 

群馬には荒船山榛名山など、関東地方を代表するような個性的な名山が多数ありますが、妙義山もまた個性的な山容で、その険しさから信仰や修行の地として古くから信者を集めていたようです。

江戸時代には、関東平野の天門(北西の方位)をおさえる鎮守の霊場として、幕府からの庇護を受けており、贅を尽くした豪華絢爛な社殿が現代に受け継がれています。

 妙義神社へのアクセスは妙義神社バス停、鉄道駅なら松井田駅が最寄りです。

駐車場は、「道の駅みょうぎ」の無料駐車場が100台分くらいの広さなので、自家用車で行くならここをナビの目的地にすると良いでしょう。

 

f:id:hineriman:20190311100223j:plain

道路沿いの大鳥居。この先はちょっと急な坂道になります。

歩く距離と坂道を少しでも減らしたい人は、鳥居の先にある有料駐車場を使うという選択もありかもしれません。

 

f:id:hineriman:20190311100257j:plain

仁王門...ではなく総門、重要文化財です。奥に映っている岩山は、妙義山です。

仏教の守護者である金剛力士(仁王)が神社に置かれているのは、神仏習合のなごりでしょう。

 

f:id:hineriman:20190311100312j:plain

銅製の鳥居。

どうにかして迫力ある妙義山を撮影しようとしてはみたのですが、安物のスマフォと私の技術では無理でした。

カメラって、自分の目で見た感動をそのまま画像にはできないですよね... それができるのがプロの写真家なのでしょうか...?

 

f:id:hineriman:20190311100328j:plain

妙義神社の境内の途中に波己曽社があります。

妙義山南北朝時代まで波己曽山と呼ばれていたようです。

妙義神社公式サイトにある絵図(明治30年)では、この波己曽社は妙義神社本殿の隣に鎮座していますが、どのような理由で現在の場所へ遷座されたのかは謎です。

 

f:id:hineriman:20190311100749j:plain

斜め前から見た波己曽社。入母屋が3方向にあり、棟が十字状になっていますが、何て言う建築様式なのか私には解りません...

 

f:id:hineriman:20190311100736j:plain

妙義神社の参道に戻ると、長い石段。

wikipediaの「妙義神社」の記事にある写真では杉の大木がそびえているのですが、私が訪問したときは切り株が残されているだけでした。なぜ伐り倒した...? 倒木の恐れがあったから?

 

f:id:hineriman:20190311100524j:plain

唐門。奥には本殿が見えます。唐門、本殿ともに重要文化財です。

極彩色の彫刻を保護するためアクリル板がありますが、そのせいで彫刻がほとんど見えない写真になってしまいました。プロの写真家の方って、こういうのはどう対応しているのだろう...?

 

f:id:hineriman:20190311100638j:plain

本殿。極彩色の軒下も派手ですが、内部は壁が金色で、まぶしいです。

 

f:id:hineriman:20190311100703j:plain

斜め横から見た本殿。建物が2つくっついたような構造をしていて、棟は「土」の字を上下逆にしたような形です。権現造り(ごんげんづくり)と言うようです(ソースはwikipedia)。

 

本殿についてこれ以上の説明をしても、wikipediaの書き写しになってしまいそうなので解説はそちらに譲ることにします...

社殿はともかく、バックにそびえる妙義山の迫力は、ぜひとも現地に行って体感してみて欲しいです。

 

以上、妙義神社でした。

(訪問日2019/03/01)