世をひねる

甲信地方(山梨県と長野県)の寺社建築を語る雑記。

【甲府市】玉諸神社 ~甲斐国三ノ宮~

今回は山梨県のマイナー観光地ということで、甲府市の玉諸神社(たまもろじんじゃ)について。

 

現在の都道府県に相当する地域区分に「旧国名」というものがありますが、各国で最も格の高い神社を一ノ宮と呼びます。

国によっては一ノ宮が複数あったり、二ノ宮・三ノ宮・四ノ宮...とあったりします。

 

山梨県に相当する甲斐国(かいのくに)には一ノ宮、二ノ宮、三ノ宮が各1社あり、この記事で紹介する玉諸神社は三ノ宮になります。山梨県の神社では第3位の格を持っている、ということですね。

 

なお、山梨県甲州市にも同名の神社がありますが、当記事で紹介する玉諸神社(甲府市)とは特に関係はないようです。

 

玉諸神社へは、最寄りの酒折駅から徒歩15分程度になります。

駐車場は、境内の脇に数台分のスペースがあるのでそこを使うといいでしょう。

 

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鳥居は、丹塗りの両部鳥居(りょうぶとりい)。

稚児柱(左右の低い柱のこと)には瓦屋根がついています。神社で瓦屋根というと、神仏習合の名残でしょうか。

 

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楽殿(?)。なのですが、屋根の形状やほぼ正方形の舞台、そして壁がないあたり、鐘突堂みたいなシルエットになっています。

 

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楽殿の裏にある社務所の壁はショウケースになっていて、玉諸神社にまつわる資料をいつでも自由に見学できます。

 

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本殿。平成16年に造られたものとのこと。

屋根は銅葺きですが、鬼瓦みたいなものが載っていて、神社なのですが寺のようにも見えます。

 

以上、玉諸神社(甲府市)でした。

(訪問日2019/02/23)