世をひねる

甲信地方(山梨県と長野県)の寺院・神社建築を語る雑記。

【長野市】小ネタ 善光寺裏案内

今回は長野県の超メジャー観光地である善光寺を紹介いたします。とはいえ普通の解説はすでに先人たちによって語り尽くされているので、当記事では観光ガイドで語られない裏の小ネタを、長野市で生まれ育った私が語っていきます。

 

今回の小ネタは以下の6件になります。

  • 交差点に隠された鳩
  • 釈迦堂
  • 駒返りの橋と善光寺境内での禁止事項
  • 善光寺本堂の裏にあるもの
  • 役目を終えた回向柱(えこうばしら)
  • 牛(ホルスタイン)に引かれて善光寺参り

 

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【諏訪市】習焼神社 ~小さな境内に見応えある社殿~

今回は長野県のマイナー観光地ということで、習焼神社(ならやき-)について。

 

諏訪地域の寺社と言えばもちろん一宮の諏訪大社ですが、その影響か諏訪地域の一帯は村社クラスの神社でも立派なものが多いです。習焼神社も諏訪大社の摂社に属する神社の一つで、ほとんど知名度は無いですが、寺社建築好きならばうなってしまうような素晴らしい社殿を楽しむことができます。

観光地と言ってしまって良いのか解らないようなマイナーな神社は、休日の昼間でも人気がないので社殿をじっくりと見られるのが良いですね。

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【松本市】深志神社(深志天神) ~2つ並んだ本殿は諏訪神社と天満宮~

今回は長野県の観光地ということで、深志神社(ふかし-)について。深志天神という別名もあるようです。

 

長野県民ならほとんどの人は知っていると思いますが、“深志”といえば現在の松本市中心部の地名ですね。松本深志高校という県内トップクラスの進学校があったり、松本城の旧称が深志城だったりと、歴史と由緒のある地名です。そもそも“松本”という地名は戦国時代に大名・小笠原氏が失地であった深志を取り戻すという悲願を遂げたことを祝って付けたもので、地名としての歴史は“深志”のほうが古いです。

そんな歴史ある地名を冠した神社なので、深志神社の創設も古く、鎌倉末期から室町初期にかけての時代にタケミナカタ(諏訪大社の祭神)を祀ったのが始まりとされています。江戸時代以降は松本城の歴代城主たちからも篤く信仰を受けたようです。

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【松本市】筑摩神社 ~松本最古 室町時代の本殿~

今回は長野県のマイナー観光地ということで、筑摩神社(つかま-)について。

 

神社は、変わった社名のものが多々ありますが、長年神社巡りをしていると社名を見聞きしただけでも「これはすごそうだ」と直感できてしまうことがあると思います。

松本近辺は“筑摩郡”(つかま-/ちくま-)という郡部に属していた歴史があり、筑摩郡は松本から木曽に至るまでの広大な郡域を有していました。そのような群名を社名に冠しているといるあたり、この神社は只者ではないと感じたわけです。

そういうわけで松本城のあたりから足を伸ばし、歩いて行ってみたわけですが、名前負けしていない期待通りの内容でした。

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【松本市】四柱神社 ~松本観光の鉄板コース~

今回は長野県の観光地ということで、四柱神社(よはしら-)について。

 

四柱神社松本駅から松本城へ移動する経路の途中に鎮座する神社で、すぐ近くを流れる女鳥羽川(めとばがわ)の川沿いには縄手通り商店街があります。こう言った位置関係から、「四柱神社を見て商店街で食べ歩きしてから城を見に行く」というのが松本観光の鉄板といった感じです。

 

あと個人的な思い出を書くと、縄手通り商店街でわさびソフトを頼んだところ、本当に辛いソフトクリームが出てきて涙目になりながら食べた記憶があります。店のおばちゃんから「ホントに辛いけど大丈夫ら?」と念押しされて承知した上で頼んだので、悪いのは私なんですけどね。

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